
雑誌やCMなどでもよく耳にする″キューティクル”。
このキューティクルが髪にどういう役割を果たし、どんな特性があり、どんな時に傷みやすいのかご存じでしょうか?
髪の美しさに欠かせないキューティクル。
本日は、キューティクルについてお話ししたいと思います。
キューティクルは、髪を保護しツヤを与えるもの

キューティクルは、髪の表面にありウロコ状に重なりあっています。
一枚一枚のウロコ状の重なりが綺麗に整っていると、髪に光が反射しツヤが出てみえます。逆にダメージよってウロコが剥がれ不揃いになると、キューティクルが毛羽立ち光があちこちに乱反射するためツヤも低下します。
また、キューティクルは髪を保護し髪の内側のタンパク質の流失を防いでます。これは、髪の潤いやハリ・コシにも関係していきます。
キューティクルがダメージを受けると保護する力が弱まり、髪のタンパクが流れやすくなりパサつきや、ごわつき、枝毛、切毛へと繋がります。
髪は死んだ細胞、一度傷むと修復不可能

髪は、死んだ細胞で出来ています。
よって一度傷んでしますと修復は不可能になります。
ヘアトリートメントなどは、タンパク質を補いキューティクルをコーティングする事はできますが、あくまで人工の素材で保護するだけです。元の髪の状態に修復する事はできません。
普段から傷まないように心がけ、ケアをする事が大切です。
キューティクルが傷む3つの要因

キューティクルが傷む主な要因は、摩擦・熱・紫外線です。
キューティクルは、とってもデリケート。ブラッシングやタオルドライ、シャンプーなどで髪を擦り合わせたり、高温のドライヤーを同じ場所に当てたりするだけで、キューティクルが毛羽立ち傷みやすくなります。
また、紫外線は、髪の内側まで浸透しタンパク質繊維を破壊する力があります。このような日々のダメージが蓄積され髪が傷みやすくなるのです。ツヤのある美髪を作るには、日頃の小さなケアの積み重ねが大事なのです。
キューティクルは、温めると開き冷やすと閉じやすい

ティクルは、温めると開き冷やすと閉じる性質があります。
この特性を生かしてケアするとより効果が高まります。
トリートメントは、蒸しタオルをするとキューティクルが開きより成分が浸透されやすくなります。
また、最後に冷水で引き締めると、キューティクルがキュッと引き締まり成分が流れににくなり、ツヤがアップします。
普段のケアの仕方を少し気を付けたり、プラスするだけでキューティクルを守り髪のダメージを軽減する事は可能ですよ♪是非、実践してみてくださいね!