最近髪が細くなってきた、抜け毛が増えた、薄毛が気になりはじめた・・・そんな人はもしからしたら日々の生活習慣に原因があるかもしれません。今回は、髪の老化、そして薄毛を引き起こす生活習慣(食事を除く)についてご紹介します。
こんな人は要注意!
□一日中パソコンを見ている事が多い
□スマホを就寝前も見ている
□朝起きる時間がいつもバラバラ
□就寝時間が深夜0時以降
□お風呂で湯船に浸からない事が多い
□運動をしない
□夜髪を洗わない事が多い
上記に一つでも当てはまる方は、注意が必要です。
薄毛を引き起こす生活習慣7つ
・一日中パソコンを見ている事が多い
長時間パソコンに向かって作業をしている方は、同じ姿勢のため背中の筋肉が硬直したり、頭を支えている首や肩回りの筋肉が硬直するため血流が悪くなります。また、パソコンに集中すると呼吸が浅くなり酸欠状態に陥りやすくなります。髪の栄養源である血液や酸素が毛根に届きにくなってしまうのです。
*1時間に1回はストレッチをしたり深呼吸をするようにしましょう。
・就寝前にパソコンやスマホを見る事がある
パソコンやスマホの液晶からは、ブルーライトが放出されています。ブルーライトは目に負担がかかります。目が疲れる事で後頭部にある視神経が張り詰め頭皮の筋肉まで硬直してしまいます。また、目を回復するために多くのアミノ酸を消費するため髪への栄養も届きにくくなります。ブルーライトは、太陽と同じ光のため夜に浴びる事により自律神経が乱れ不眠の症状も引き起こしやすくなります。
*就寝前は、スマホやパソコンの画面は見ないようにしましょう。
・朝起きる時間がバラバラ
朝は、一日の体内リズムを整える大切な時間です。体は、朝日を浴びる事で体内時計がリセットされます。そして、昼間は交感神経が高まり夜になると副交感神経が優位になります。朝起きてから14~15時間後にはメラトニンが分泌されて夜には自然に眠気を感じるようになります。しかし、朝の起床がバラバラになる事で、自律神経が乱れメラトニンの分泌も悪くなるため不眠になり髪にも栄養が届きにくくなります。
*夜遅くても朝の起床時間は整え、起きたら朝日を浴びるようにしましょう。
・就寝時間が0時を過ぎる
睡眠中は、頭皮や髪を修復するための成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは夜の10時~2時の間に多く分泌されると言われていますので、この時間に熟睡できていないと頭皮や髪の修復や成長がきちんと行われなくなります。
*遅くとも深夜12時には布団に入るようにしましょう。
・お風呂で湯船に浸からない事が多い
夜、入浴しなかったり湯船に浸からない方は、一日の疲れがとりにくくなり体に疲労物質が溜まり活性酸素も発生しやすくなります。また、体の血流も悪くなるため髪にも栄養が届きにくくなります。ゆっくり湯船に浸かる事で、体が温まり副交感神経も優位になり睡眠の質もよくなります。
*毎日湯船にきちんと浸かり体を温めるようにしましょう。
・夜に髪を洗わない事が多い
髪は夜寝ている間に生まれ変わりをしています。この時間帯に頭皮が汚れていると髪の成長も滞りやすくなります。また、朝の洗髪は時間もないため雑になりがちで、きちんと洗髪できてない事が多いです。
*夜は、きちんと洗髪をし頭皮を清潔に保ちましょう。
・運動をしない
運動をしないと気や血の巡りが悪くなり髪に栄養が届きにくくなります。また、体の代謝機能も低下するため体が冷えやすくなったり呼吸も浅くなります。運動をする事により、血の巡りがよくり酸素も細胞に届きやすくなりますし、ストレス解消にもつながります。
*ヨガやウォーキングなど体の中からじんわりと燃焼する有酸素運動を取り入れましょう。
上記から分かるように、血行不良や睡眠不足を引き越す生活習慣が髪への老化につながり、薄毛や抜け毛を引き起こしやすくなります。当てはまる方は、ぜひこの機会に改善してくださいね。