髪のパサつきやダメージケアに欠かせないヘアトリートメント。皆さんは、普段どのくらいの量を使用していますか?たっぷり塗布した方が髪に効きそうなイメージがありますが、トリートメントは量よりも使い方で決まります。そこで、今回はヘアトリートメントの適量と使い方の基本についてお話したいと思います。
トリートメントは付けすぎても意味がない?
ヘアトリートメントには、髪に潤いとツヤ、指通りをよくするためシリコン剤やコンディショニング剤、油分がたっぷり配合されています。そのためあまり多く塗布しすぎると頭皮に残ったり、べたつきの原因になります。また、最後は洗い流すものなので、多く塗布してもあまり意味がありません。それよりも、適量できちんと浸透させた方が十分に効果が期待できますし、経済的です。トリートメントの効果を高めるには、いかに髪の内部に油分や栄養を浸透させるかがポイントとなります。
トリートメントの適量とは!?
トリートメントの種類や商品にもよりますが、通常のチューブタイプのインバストリートメント(お風呂で使用するタイプ)であれば、ミディアムヘアでしたらさくらんぼ1個分、ロングヘアであればマスカット大1個分で十分です。ポンプタイプのものは油分がやや少なめのものが多いので、ミディアムヘアは、1~2プッシュ(約100円玉1~2個)ロングタイプであれば、2~3プッシュ(約500円玉1~2個)で十分です。
トリートメントの基本の使い方
1、水分をしっかりふき取ってから
髪に水分が残ったままだと、弾いてしまいきちんと浸透されません。シャンプーの後は、タオルで水気をきちんととりましょう。
2、毛先中心に塗布しましょう
髪が傷みやすいのは毛先です。毛先を中心に塗布しましょう。他の部分は伸ばす程度で十分です。また、頭皮から5cm~10cm は離して塗布しましょう。頭皮につくと毛穴詰まり、べたつきの原因となります。
3、すぐに洗い流さない
塗布したら、最低3分は放置しましょう。また、蒸しタオルを使用するとキューティクルが開き栄養がさらに浸透されやすくなります。
上記の3つは、トリートメントを使用する際の最低限のポイントです。最初は面倒かもしれませんが、上記を気を付けるだけでも髪質が全然変わってきます。
少量でも効果が高まったら嬉しいですよね!ぜひ、今日から実践してみてくださいね♪