私たちの頭を覆っている髪の毛。
髪は、顔を包み込むフレームとなる部分で見た目に大きな影響を与えます。
髪が変わるだけで、印象もグッと変わりますよね!
そんなファッション感覚の一部でもある髪の毛ですが、実はもっと重要な働きがあるのをご存知でしょうか?
髪の毛の役割とは!?
髪は、大きく分けて脳や頭部を守る働き、紫外線から頭皮を守る働きそして体の有害物質を外へ排泄するデトックスの役割があります。
その1. 頭部を外的刺激から守る働き
私たちの生命活動の全ては脳の指令により行われています。
この大切な脳を守っているのが頭皮です。そして、頭皮を保護しているのが髪の毛なのです。
髪は、クッションのように頭皮を保護し外からの衝撃から脳を守る働きをしています。
また外気温の急激な変化が直接脳に届かないようにする体温調整の働きもあります。
その2. 直射日光や紫外線から頭皮を守る働き
紫外線はオゾン層の破壊により年々強くなっています。
肌の紫外線はしている方は多いですが、髪や頭皮の紫外線対策をいている方は少ないのではないでしょうか?
実は、髪や頭皮へのダメージは肌ダメージの3倍といわれています。
紫外線は、毛根にまでダメージを及ぼし抜け毛の原因になります。また、光老化により頭皮が硬くなり血流も悪くなります。
髪のキューティクルも剥がれやすくなりパサつきや切れ毛、枝毛の原因にもなります。
お肌と同様に、紫外線対策を心がける事が大切です。
その3. 有害金属(有害ミネラル)を排泄する働き
私たちは、日々の生活で知らず知らずのうちに有害金属を口にしています。
例えば、野菜などの残留農薬、魚介に含まれる水銀、水道水、排気ガス、カラーリング剤など・・・
これらが体に蓄積されると、体に様々な悪影響を与えます。また肌荒れや抜け毛などの原因にもなります。
特に、現代人は食生活や生活習慣の乱れにより有害金属が蓄積されやすいので、外に排泄(デトックス)する事がとても大切です。
有害金属は、尿や汗に含まれて排泄されますが実は髪の毛にも多く取り込まれて排泄されます。
よく、ドラック検査などで髪の毛を検査するのはそのためです。
髪の毛には有害な成分をからだの外に運び出す大切な役割があるのです。
このように、髪は様々な刺激から頭皮を保護したり体を健康に保つ働きもしているのです。
また、髪は健康のバロメーターというくらい心身の状態がダイレクトに現れます。
髪の調子が悪いときは、是非自分自身の生活習慣も見直してみるようにしましょう。