毛髪診断士の齊藤あきです。
つい昔までは、薄毛や抜け毛などの髪の悩みは男性のものと思われていましたが、
今では、女性の髪の悩みも当たり前になりました。しかも髪の老化は年々早まっております。
なんと、20代後半から悩んでいる方が多くいらっしゃいます。
私は、長年美容師・毛髪診断士として沢山のお客様の髪に触れてきましたが、ここ最近で20代後半から30代のお客様が急に増えました。
それだけ髪への認識が高まっているのだと思いますが、髪の老化も早まっているは事実です。
まずは、20代後半から30代に多い髪の悩みをあげてみましょう。
20代後半から30代の多い髪の悩みベスト5
- 髪のがうねるようになった、まとまりににくなった
- 髪が細くなった、ボリュームがなくなった、少なくなった
- 抜け毛が増えるようになった(シャンプー、ドライヤー時)
- 頭皮がべたつく、におい
20代後半から30代の髪の悩みに多い生活習慣
- 食生活が不規則(仕事が終わるのが遅い)
- 睡眠不足
- 運動不足
20代後半から30代の髪の悩みに多い体質
- 首や肩の凝り
- ストレス
- 冷え
20代後半から30代の髪の悩みに多い職業
- パソコン業務、デスクワーク
- 営業
- 接客業
以上から分かる通り、食生活や睡眠不足など生活習慣が乱れている方が多く、またストレスを抱えている方も多いということです。
それにより、女性ホルモンが乱れやすくなり髪に影響が出ていると思われます。
現代の女性は、仕事も男性並みにバリバリこなす方も多く男性化している事も原因かと思われます。
また、パソコン業務など事務的な仕事をしている方に髪トラブルが多くいらっしゃいます。
肩こりや冷え、代謝が悪い方も多いです。
このような要因によって、抜け毛や薄毛などの髪トラブルが若いにも増えているのだと思われます。
髪のうねりや髪質の変化は、女性ホルモンが関係しています。
20代後半から30代にかけて以外と多かったのが、髪のうねりなどによる髪質の変化です。
実は、これらは女性ホルモンが大きく関係しています。
女性ホルモンは、ちょっとした事で乱れやすく生活習慣やストレスなどが大きく関係しています。
睡眠不足や栄養が偏ってしまったり、ストレスなどを受けると体を守ろうと男性ホルモンの割合が強くなります。
男性ホルモンは、皮脂分泌を増やす働きがあり毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。
毛穴に皮脂が詰まると、毛の成長が妨げられ毛穴の形状も変わりやすくなります。
そのため、うねりや髪が細くなったり髪質が変わっていくのです。
また、女性ホルモンは、髪の成長を促すホルモンです。
女性ホルモンのバランスが乱れると髪の成長が妨げれられ老化が早くなります。
髪トラブルは、まずは生活習慣を見直し体をいたわりましょう。
髪は、心や体の状態がダイレクトに現れる部分です。
何らかの髪トラブルが現れた場合は、体がSOSを発している状態です。
まずは、生活習慣を見直してみましょう。
また、たまにはリラックスする時間をみつけたり、運動したり、睡眠をきちんと取ったり自分の体を労るようにしましょうね♪