「喫煙は百害あって一利なし」と言わるように、タバコが身体に及ぼす悪影響は皆様ご存知だと思います。タバコには様々な有害物質が含まれています。健康障害はもちろんの事、肌や髪の毛にも悪影響を及ぼします。タバコが髪や頭皮にどのような悪影響をもたらすのか見てみましょう!
ニコチンによる血行障害
タバコに含まれるニコチン。ニコチンは全身の血管を収縮させる作用があります。血流が悪くなる事で髪に栄養が届かず、髪の成長が悪くなります。ヘアサイクルも乱れるため髪がだんだん細くなったり薄毛の原因にもなります。また、自律神経のバランスが乱す作用もあります。自律神経が乱れる事でホルモンバランスも乱れ男性ホルモンの割合が増えてしましいます。男性ホルモンは、頭皮の皮脂を過剰にし毛穴詰まりや抜け毛の原因になります。
ビタミンCが消耗され、髪にツヤがなくなる

タバコを吸うと、ビタミンCが大量に消費されます。ビタミンCは、髪を作るたんぱく質の合成に欠かせない栄養素です。また、髪の老化を防ぐ抗酸化作用もあります。タバコによりビタミンCが多く消費される事により髪にツヤがなくなりパサつきや抜け毛の原因になります。
また、ビタミンCは頭皮の弾力を担うコラーゲンを生成にも欠かせないものです。不足する事により頭皮の弾力がなくなります。髪の土台である頭皮に弾力がなくなる事で、ハリやコシがなくなり髪が細くなってしまいます。
髪の老化が促進され、薄毛が早まる
タバコには、有害科学物質が約4000種以上、発がん性物質が60種含まれていると言われています。確実に、身体を蝕み、老化を早めます。身体の老化が早まるという事は、肌や髪の老化も早まるのです。
喫煙者の方の9割は、薄毛の方、もしくは悩んでいるが多いそうです。喫煙者の方で薄毛に悩んでいる方は、喫煙習慣をもう一度見直してみましょう。