髪を洗っている時に、頭皮のニキビに触れて痛い思いを経験した方もいらっしゃるのではないでしょうか?頭皮は、お肌と違って髪に覆われているため気が付きにく部分。発見した時には、大きく炎症をおこしている場合もあります。炎症を起こし大きくなるとなかなか治りずらく、厄介者のニキビ。頭皮ニキビが出来る原因と対策法をご紹介したいと思います。
頭皮にニキビができるメカニズム
頭皮にできるニキビと顔にできるニキビのメカニズムは同じです。何らかの原因で肌のターンオーバーが乱れて、皮脂や角質が毛穴に詰まり、それをエサとしてるアクネ菌が繁殖し炎症を起こす事でニキビが発生します。普段、アクネ菌というのは、私たちの肌のバランスを保つ働きをしていますが、増え過ぎるとバランスが崩れ炎症やニキビを引き起こす原因となります。
ホルモンバランスの乱れが頭皮ニキビの原因に!
頭皮ニキビは、ホルモンバランスと大きく関係しています。特にストレスや睡眠不足は、自律神経が乱れる事によりホルモンバンスも乱れます。体がダメージを受けると、防衛本能で男性ホルモンが活性化されます。男性ホルモンは、皮脂分泌を過剰にし毛穴を詰まらせやすくします。そのためニキビができやすくなるのです。
頭皮ニキビを引き起こすNGヘアケア3つ
毎日の間違ったヘアケア法も、頭皮ニキビを引き起こす原因となります。
1、洗浄力の強いシャンプー剤で洗いすぎ
洗浄力が強いシャンプーを使用すると、頭皮の皮脂や水分が過剰に奪われ頭皮が乾燥する原因になります。頭皮が乾燥すると、肌を守ろうと皮脂が過剰になり毛穴が詰まりやすくなります。肌が乾燥気味の方は、洗浄力の強いシャンプーは控えましょう。
2、爪を立ててゴシゴシ洗い
濡れた頭皮はとってもデリケートです。爪を立ててゴシゴシ洗うと傷がついて炎症の原因になりそれがニキビに繋がる場合があります。洗髪の際は、指の腹で優しく洗うようにしましょう。
2、トリートメント剤を頭皮に塗布している
トリートメント剤は、シリコンやコーティング剤が多く配合されているため、頭皮に残ると毛穴詰まりの原因となります。トリートメント剤は、頭皮につけずしっかり洗い流すようにしましょう。
その他、枕カバーやタオルなど頭皮に触れる物を清潔に保つことも大切です。頭皮にニキビが出来てしまったら、絶対につぶさないようにしましょう。触らず刺激を与えず清潔に保つ事が大切です。
まずは、上記の生活習慣やヘアケア法を見直してみましょう。