ヘアアイロンの使い過ぎで髪が切れやすくなる!?正しい使い方ポイント3つ

うねった髪も一瞬で真っ直ぐになるヘアアイロン。女性には欠かせないアイテムですよね!ところが、ヘアアイロンを使いすぎると、髪のダメージがすすみ髪が切れやすかったり、硬くなりゴワツキの原因になる事をご存じでしょうか?

髪の毛は、100℃以上の熱で変質する

真夏に海辺などで紫外線に長時間あたると、髪がぱっさぱっさになり傷んだ経験をした事がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?このように髪の毛は熱に大変弱い性質をしています。急激に高温にさられると髪のキューティクルが剥がれたり溶けてしまい、保湿をしても元に戻らなくなってしまいます。

髪の毛は表面温度が100℃以上になると、髪のたんぱく質が変質し中に空洞ができやすくなります。そうすると、切れやすくなったりパサつきの原因となります。ヘアアイロンの熱は、最高で200℃くらいまで設定できるものもあります。髪へのダメージ温度100℃をはるかに超えてしまいます。ヘアアイロンの使い過ぎが、いかに髪に大きなダメージを与えてしまうのも納得できますよね。

ヘアアイロンのダメージを軽減する使用方法

1、髪にしっかり保湿をしてから使いましょう

濡れた髪や乾燥しすぎてパサついた髪に使うのはNGです。半渇きの濡れた状態だと急激に加熱され水分が一気に蒸発するためキューティクルが開き傷みやすくなります。また、乾いて乾燥した髪も、高温によりキューティクルがめくれ時には溶けてしまう事もあります。ヘアアイロンを使用する際は、アウトバストリートメントなどで髪に潤いを与え、保湿をしてから使用すると熱からダメージを防ぐ事ができます。アウトバストリートメントは、浸透力の高いミルクタイプがおすすめです。

2、アイロンをかける前にドライヤーである程度伸ばしておきましょう

ヘアアイロンは、長時間使用するのではなくサッと短時間で使用する事がポイントです。ボサボサの髪だと使用する時間も長くなるので、ヘアアイロンを使用する前にある程度ドライヤーで伸ばしセットをしておきましょう。

3、140℃~170℃で短時間で行いましょう

低いと、何度も何度もヘアアイロンを当てる事になり、傷みがひどくなる場合があります。ヘアアイロンを使う場合は、適度な温度でサッと行う事がポイントです。適温は140℃~170℃。180℃以上は髪が切れやすくなりますので注意しましょう。髪の傷みが気になる方は、低めの温度で3~5秒程度。髪が長い方は、2往復程度がベストです。

また、髪のクセが強い方は、180℃くらいで5秒程度。10秒以上は傷みの原因となるので注意しましょう。

使い方を気を付けるだけで、髪のダメージは軽減できます。ぜひ、意識してみてくださいね♪