【美髪レシピ】冬瓜とトウモロコシの髭入りピリ辛煮込み

美しい髪を育むには、内側からのケア(食)がとても大切です。夏は、陽の季節でエネルギーが最も盛んな季節です。体は熱を持ち火照りやすくなるため体がだるくなったり、のどが乾きやすくなったり、また頭皮や髪の乾燥にもつながります。
また、一方で冷たい飲み物や冷房などにより体の内側が冷え、胃腸の働きも悪くなったり水のめぐりも悪くなるので体もむくみやすくなります。夏に食欲がなくなるのもこのためです。
胃腸の働きが悪いと、栄養も十分に吸収されないため髪への栄養も届かなくなり抜け毛などの髪トラブルにもつながります。
今回は、この季節におすすめの冬瓜とトウモロコシを使った美髪レシピをご紹介します。

胃腸の働きを整え、水のめぐりを整える!冬瓜とトウモロコシの髭入りピリ辛煮込み

◆材料◆
2~3人前
・冬瓜・・・1/4個(約400g)
・トウモロコシ&ヒゲ・・・適量
・鶏ひき肉・・・約100g
・生姜擦りおろし・・・小さじ1杯程度
・鷹の爪・・・少量(3~4切れ)お好みで
・万能ねぎ・・・少量
・調味料・・・(醤油大さじ1.5~2 みりん大さじ1 酒大さじ1)
・水溶き片栗粉(小さじ1に対して小さじ2の水)

◆作り方◆
1、冬瓜は種をとり、皮を剥いて一口大に切り
トウモロコシは生のまま皮やひげを取り除き、包丁で実をこそげ取ります。ヒゲは捨てずに5㎝幅くらいでカットします。
2、鍋の底に冬瓜とトウモロコシを並べて、かぶるくらいの水を入れて煮ます。
3、沸騰してきたら鶏ひき肉を加え、浮いてきたアクを取り除きます。
4、弱火にし、トウモロコシの髭と調味料、生姜、鷹の爪を入れて、冬瓜が軟らかくなるまで煮ます。
5、冬瓜に竹串がすっと刺さったら、水溶き片栗粉でとろみをつけ、最後に万能ねぎを散らします。
*鷹の爪は、入れなくても美味しいです。ピり辛にしたい方はおすすめです。

美髪を育む効果効能

冬瓜は、7月~9月が旬の夏野菜です。冬瓜の皮や種は、漢方薬としても使用され昔から民間療法としても食されていました。
90%が水分で出来ているため低カロリーで、体の熱を冷ましてくれますので夏バテや体のだるさにはとってもおすすめです。また、水分が豊富なため体や口の渇き、肌を潤す効果もあります。
ビタミンCも豊富なので夏の紫外線による活性酸素を防いだり、カリウムも多いため余分な水分を排泄しむくみにも効果的を発揮します。まさに夏疲れを改善する野菜です。
主な栄養素・・・たんぱく質、脂質、炭水化物、食物繊維、カロテン、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシンなど

トウモロコシの自然の甘味には、胃腸を整える働きがあります。中の実の部分は糖質で消化がとても早いので夏バテなど食欲がない時にもおすすめです。
髭にもカリウムが多く含まれおり、体に溜まった水分を排泄する利尿効果に優れています。夏の体のだるさやむくみに効果的です。また、食物繊維も豊富ですので、腸内環境を整える効果にも優れています。
髭は、漢方茶としても飲まれるくらい栄養がありますので捨てずにお料理に使うようにしましょう。
主な栄養素・・・糖質、たんぱく質、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンE、食物繊維、カリウム、亜鉛、鉄

鶏肉は、陽性の食材で体を内部から温め胃腸の働きを整える効果があります。夏場は体を冷やす食材と組み合わせるとバランスがとれますので、冬瓜との相性は抜群です。また、髪の主成分である良質なたんぱく質を含んでいます。ビタミンAも含まれ、皮膚や髪の代謝を促す効果も。気や血を補う働きもあり夏バテなど体力が低下している時もおすすめの食材です。
主な栄養素・・・たんぱく質、ビタミンA、コラーゲン、メチオニン、カリウム、亜鉛

生姜・・・生姜の特徴成分ジンゲロールは、加熱する事でショウガオールに変化し体を内部からあたため胃腸を整えます。胃液の分泌を促し、消化機能を高める働きがあります。夏場など食用がない時に少し添えるとよいでしょう。
主な栄養素・・・カリウム、カルシウム、マグネシウム、ジンゲロ―ル、ショウガオール、食物繊維など

いかがでしたか?
スープに栄養も染みこんでいますので、一緒にいただくようにしましょう。
夏の季節におすすめの美髪レシピ、ぜひ試してみてくださいね♪